「お気に入り」だけでは残せない
— 今後の自分を想像して選ぶ手放し方 —
今日は、「気に入っているかどうか」ではなく、
「これからの自分にとって使う場面が想像できるか?」 でバッグを選別しました。
結果、お気に入りだったけれど手放すことに決めたバッグは9個。
その中でも、特に思い入れのある3つについて、書き留めておこうと思います。
初めて「自分のため」に選んだバッグ
① 赤の印伝のポシェット
これは、初めて「自分のために」散財して買ったバッグでした。
当時の私は、自分のためにお金を使うことにどこか罪悪感があって……。
でもこのバッグだけは、どうしても欲しくて、何度もお店に通って購入しました。
お気に入りの服にぴったりで、コロンとした丸いフォルムも愛おしかった。
使っていない時も、クローゼットの中にあるだけで嬉しかった。
だけど今は、スマホも入らない小さなサイズで、使う予定も見つからない。
だから思いきって、**「別の誰かに使ってもらおう」**と決めました。
「心配性の私」が選んだ大きなバッグ
② 大きめビジューのバッグ
綺麗な緑のビジューがアースカラーに映えるバッグ。
ポケットの配置も使いやすく、たくさんの荷物を入れて出かけていました。
当時の私は、**「念のため」**と荷物を増やしがちな心配性。
でも今は、もう大丈夫。スマホがあれば、ほとんどの心配は解決できる。
だから、このバッグもそっと手放します。
「似合う」をもらった特別なバッグ
③ テラコッタ色のA3縦型レザーバッグ
色の専門家の先生に「とてもいいバランス!」と褒めてもらったバッグ。
銀色の鋲がアクセントになって、洗練された雰囲気が大好きでした。
でも実際には、出番は少なくて、持つとずっしり重く感じるように……。
これからの私には、ちょっと重すぎるなと感じてお別れを決意。
思い出ごと、次の誰かへ
バッグたちは、私のもとから旅立っていきました。
たくさんの思い出をありがとう。
どうか、新しいご主人のもとで、
またいろんな場所へ出かけて行ってね。
あなたが手放せないと思っている気持ちの根本はなんでしょうか?
そこを考えるとお片付けが進むかもしれませんね。
では、また。
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